アマントレルを飲むと優しくなれる(オキシトシンの分泌)

少し前に、オキシトシンアスペルガー症候群の治療に有効であるという記事を見たことがある。このオキシトシンを使用したことはないが、アマントレル(塩酸アマタンジン)という薬はよく使っている。
このアマントレルという薬は、ドーパミンの放出を促進する効果がある。したがって、パーキンソン病の治療に使われている。また、ドーパミンに作用することで精神活動を改善する働きもある。
自分としては、ププロピオンを使用したときノルアドレナリンへの作用が重いと感じたため、ドーパミンのみ作用する薬を使用したらどうなるか試すために使用した。

日常生活が困難なレベルだったときアマントレルを使用すると、普通の生活を送れる程度に回復できた。これは、日地上生活が困難な時、ドーパミンの分泌が悪く日常生活を行えるほどドーパミンが分泌されておらず、日常の行動への動機づけができないためだったのではないかと思う。
しかし、アマントレルを飲んだだけではやる気や行動力の改善などは見られず、これらはノルアドレナリンの作用によるものだと実感できた。

とまあ、ここまでは、ププロピオンとアマントレルの違いと、アマントレルの効果を書いたが、アマントレルを飲むと他人に興味が持てるようになる。アスペルガー症候群は、コミュニケーション障害などを持ち他人への関心が薄い。これは、脳内ホルモンのオキシトシンの働きが弱いからなのではないかという研究があった。さらに、ドーパミンが分泌されるとその刺激でオキシトシンが分泌されるというようなことも検索すると出てくる。

つまり、アマントレルを飲むことでドーパミンが分泌され、オキシトシンが分泌される。その結果が、他人へ優しくできるということなのだろう。

今、3歳の甥と一緒に住んでいるがアマントレルを飲まないとめんどくさいと思って、避けようとするが、アマントレルを飲むと甥にやさしくなれるし、周りの人にも少しだけ積極的になれる。

とはいえ、アマントレルを初めに飲んだ時、強い眠気と吐き気に襲われたので安易に試すのはどうかと思う。あと、便秘になってつらい。