暗い部屋をプレイした

暗い部屋

をプレイした。
プレイ時間4,5時間、PSYCHEの2倍ぐらい
もしかしたらネタばれがあるかも

精太郎は最後まで振り回されて母親と同じ道を選んだって感じ。
精太郎が人間としての自己を取り戻していく過程と周りの人間の絶望が良く対比されていると思う。最後の最後で自己を手に入れた精太郎、つまり普通に近づいた精太郎と狂気に踏み入れた彼女が同じ立場になったことで精太郎は彼女の事が同じに見れるようになったのだろうと思う。
ここら辺の日常と非日常の対比、交わりが表現されていたのではないなと思う。

しかし、良くできていると思う。精太郎が初めに普通に近づいたところと彼女が絶望したときの場面はかなり良くて頭がクラクラした。そして最後の場面も良かった。

演出やBGMも良くできていて雰囲気がいい。こういったタイプのゲームがもっとあってもいいと思う。

感想としては少し抽象的なので分かりにくと思うけど気になったらプレイしてくれれば分かる気がする。淡々と描かれているので派手な部分はないけど刻々と狂っていく様は見ていて楽しい。

後、最後のエンドロールにDebug&othersのところに声優の榎津まおさんがのっていたが昔HPまおまお
http://mao.chips.jp/
を見たとき、ひらがなしかつかわないぶんたいに狂気をかんじたのでみてみるといいです。